2〜3歳からの幼児英語教育でバイリンガルに育てられます。

幼児のための
英語教育

〜 確実に英会話を身に付け、バイリンガルに育てる 〜

何ヶ国語をも流暢に操る語学の天才! なんて、そこまでは言わないけれど、これからの国際化時代、社会に出て困らない程度の英語くらいは身に着けさせてあげたい。そう考えて、早い時期からの幼児英語教育を始める家庭が増えています。

  
 これからの国際化時代、せめて英語には困らない子に育てたい。そう思って、小さなうちから幼児英語教育を始める家庭が増えています。
 バイリンガルになるには、やはり、子供の頃から英語に親しむ環境や早期教育が良いというのは、もはや常識。一説によると、2歳くらいから始めるのが一番効率よくバイリンガルになれるといいます。

 しかし、子供の英語学習には、どんな方法があって、いったいいくらぐらいの予算が必要なのでしょうか?

●まず英会話と聞いて思い浮かぶのが英会話学校でしょう。最近では3歳児くらいからを対象にしたキッズコースがあるのは当たり前になりつつあります。大手英会話学校の場合、週1回のグループレッスン(4〜8人)で約1万円(入学金は約2万円)、マンツーマンだと40分4,000円〜17,000円くらいが相場のようです。

●最近では、英語の授業を取り入れた幼稚園が増えてきています。ほとんどが私立幼稚園ですが、ネイティブの先生と遊びながら自然と英語に親しんでいく、という感じの授業が多いようです。私立だけに入園料は7万円〜25万円くらいと相当ばらつきがあります。保育料も平均月に3万円前後がほとんどですが、月5万円を超えるところも。市区町村によっては補助金制度がある所もあるようです。

●学校ならば、インターナショナルスクールという手もあります。もともと、日本に滞在する外国人のための学校として始まったものですが、バイリンガルに育てたい、個性を尊重した教育を受けさせたい、という目的で、インターナショナルスクールに子どもを入れたがる日本人の親が急増しているといいます。
 ただし! インターナショナルスクールは、学校教育法に定められている小・中・高校に該当しない各種学校の扱いとなります。つまり、日本の小・中学校の義務教育の卒業資格が取得できないのです。
 例えば、高校からは日本の高校へ、と思っても、日本での義務教育を受けてないことになるので、日本の高校へは進学できません。また高校までインターで過ごした場合、そのまま進学できる日本の大学はごく僅かで、大学検定を受けるか、もしくは海外の大学に進学するしかないのです。これは、他にインタナショナルスクールに通うよほどの理由が無い限り、ただ英会話が出来るようになるためだけに負うリスクとしては、大き過ぎると言っていいでしょう。

●家庭で、親子一緒に気軽に楽しめるのが、英語学習ビデオやゲームソフト、絵本、おもちゃ等でしょう。予算は、数百円程度のカードや絵本等から、数千円のCD−ROMやDVD、ビデオと、比較的お手ごろ価格。最近ではキャラクター物がどんどん増えてきており、子供達も興味を持って取り組みやすくなっています。

●最後に、日本で最も気軽かつ経済的に英語に触れる方法は、テレビの英語番組や英語のアニメでしょう。2〜3歳には難しいものもありますが、ビジュアル的に子供が喜ぶ面白いモノも増えているようです。昔からあるNHK等の一般地上波放送の他に、衛生放送やケーブルテレビでは、英語圏の国の子ども向けテレビ番組なども数多く放送されています。

如何にして楽しく学ばせるか


 幼児のうちから英語教育を始める場合、一番問題になるのは如何に楽しんで学ばせるか、というコトになってきます。これは英語に限らず、どんな習い事にも言えるのでは無いでしょうか。
 最初の一歩でツマラナイ、苦痛だという印象を抱かせてしまうと、トラウマとして後々になってもそれを引きずってしまい、バイリンガルどころか英語嫌いにもなってしまいかねません。

 という事は、各子供毎に個人差がある以上、コレが一番良い! という教育方法は無いとも言えます。やはり、最初はその子が一番興味を示すものから始めるのが一番でしょう。決して大人の考えから押し付けない事が重要です。

 友人達とのお喋りが好きな子、ゲームの好きな子、絵本の好きな子、アニメの好きな子、個人によって差はあると思います。
 英会話教室に通わせるのか、教材を買って家庭で学ぶのか、友達と遊びながら学ぶのか……。幼児教育のうちは、英会話をマスターする事にこだわるのではなく、その子の特性を観て判断し、楽しんで英語を学んでいける環境を作ってあげるべきなのです。

何を学ばせるのか


 子供達の才能を開花させるためには、2〜3歳という早い時期から着手するべきである、という事は、もはや定説になっています。
 これは、英語教育に限らず、楽器などもそうですし、体操や武道などの身体を使ったものも同様です。
 しかし、ここで気をつけたいのは、相手はまだ幼い子供だという事です。英語に関して言えば、まだ母国語であり普段普通に耳にしている日本語すらままならないのに、そこに英語を刷り込んでいこうというのです。

 幼児教育は、ともすれば本人よりも親の方が一生懸命になってしまいがちです。まあ、それも仕方のないことではあるのですが、ここで親が結果を焦って子供にプレッシャーを掛けるような事があっては、才能を開花させるはずの幼児教育が、むしろ逆効果になりかねません。

 幼児英語教育では、英会話や英語力という結果を求めるよりも、英語に触れる事の楽しさを学ばせ、後の英語学習の下地を作るくらいの気持ちでいた方が、結果として子供のためになるでしょう。

実際的にどんな勉強法がいいのか


 少々専門的な話になりますが、人間の脳は2歳くらいまでに急激に発達を遂げ、ヒトとして生きる事を学習する準備を整えます。
 また、脳内で記憶力と伝達を司る神経系(ニューロン・シナプス)の数は、生まれて10歳までにピークに達し、成人の数の倍以上が活動しています。そのうち、頻繁に使われるニューロンが残って、使われないニューロンは退化して行くのです。
 従って、正しい方法で英語を導入すれば、英語の音声を認識する脳のニューロン・シナプスはどんどん活性化します。

 では、この正しい方法とは、どんな方法なのでしょうか?

 例えば、伝統的にお母さんが優しく唄う子守り歌とか、子どもの心が休まる心地の良い音声を聞かせると、脳内でドーパミンホルモンが放出され、脳のニューロンが活性化します。
 つまり、英語の音声を聞く時も、子ども達が聞いて楽しい、心地よい心理的状況を作ることが大切なのです。子ども達が楽しく、頭と身体を使って遊べるバイリンガルのカリキュラムであれば、子ども達は英語の音声をどんどん吸収していきます。

 また、日本人が盲目的に信じているネイティブスピーカー信奉ですが、ある実験によると、3歳児までの場合は“英語に堪能な日本人の先生”の指導による英語クラスが、一番効果が上がっています。結論としては、最初は日本語を媒介として英語を入れている場合の方が、子ども達の言語発育の混乱もなく、限りなく英語の音声を吸収していく姿が見られるのです。

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